出産内祝いに「お米」が人気!選ばれる理由とおすすめのお米ギフトを紹介
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出産内祝いに「お米」が人気!選ばれる理由とおすすめのお米ギフトを紹介

生まれたばかりの赤ちゃんの足 出産内祝いの中でも、「お米」は人気のギフトです。ほとんどの日本人が主食にしている食品なので、好みがわからない方にも差し障りなく贈れるというメリットがあります。ここでは、お米ギフトの種類やお米の選び方など、出産内祝いとしてのお米ギフトを選ぶポイントを徹底解説します。感謝を伝える出産内祝いの参考にしてください。

目次

出産内祝いでお米が人気の理由

出産内祝いの中でも、「お米」は定番といえる人気のギフトです。贈り物としてお米が選ばれる理由は、以下の3つが挙げられます。

縁起物のよい贈り物

日本人の主食である「お米」は、昔から縁起物として親しまれてきました。お米には「八」という末広がりの漢字が使われており、運が開けていくという意味があります。また、一本の稲穂にたくさん実るお米は、子孫繁栄の象徴でもあります。

出産直後には「産飯(うぶめし)」を炊いて神仏に供え、お世話になった方やご近所の方に食べてもらうと子どもがよく育つと信じられてきました。百日目には「食い初め」でお米を食べさせ、1歳の誕生日には一升餅をついて赤ちゃんに背負わせる地域もあります。お米は、祝いの席で使われる風習があり、子どもの誕生と成長を祝う行事にも深くかかわっている食べ物なのです。

日持ちする

お米は野菜や果物と同じ生鮮食品です。野菜や果物に比べると、温度や気候、保存状況によっては長く置いておける食品であるため、早く消費する心配はありません。それでも、お米をおいしく食べられる期間は、冬は2ヶ月程度、春は1ヶ月、湿気が多くなる夏は3週間程度といわれています。この期間はあくまでも目安で、期間を過ぎたからといって、おいしさが損なわれるわけではありません。近年では精米技術が進歩しており、冷蔵庫や密閉容器できちんと保存しておけば、新米の時期を過ぎてもおいしく食べられるようになっています。

好き嫌いが分かれにくい

稲穂と桝に入ったお米の画像 お米は日本人の主食であり、老若男女を問わず好き嫌いが分かれにくい食品であるため、ギフトとして最適です。相手の好みがはっきりわかっている場合には、お菓子やお酒など、相手の好きな消えものを選んだほうが喜んでもらえるでしょう。お米ギフトは、知人や会社の同僚など、「相手の好みはわからないけれど、内祝いを贈りたい」という場合にぴったりです。

出産内祝いで喜ばれるお米ギフトの種類

お米のギフトとひとくちにいっても、出産内祝いに相応しいギフトにはいくつか種類があります。ここでは、それぞれのお米ギフトの種類や特徴について解説します。

体重米

体重米とは、パッケージに赤ちゃんの写真を載せ、出生時の体重と同じ重さのお米を包んだギフトです。赤ちゃんを迎えた喜びをおすそ分けできる体重米は、内祝いでも人気の品。また、1ヶ月で増えた体重分のお米を贈る「すくすく米」というギフトを用意しているメーカーもあります。

名入れのお米

お米のパッケージに、赤ちゃんの名前・生年月日・出生体重などを添えたお米ギフトです。体重米と違い、重さが決まっているわけではないため、内容量を調整でき、贈る相手の家族構成に合わせた量を調整できます。また、贈る相手に合わせたデザインを選べることから、遠方に住むご両親や祖父母、親戚への贈り物にもぴったりです。

食べ比べ

コシヒカリ、ひとめぼれ、ミルキークイーン、ササニシキなど、品種の異なるお米が少しずつ入っている、お米の食べ比べができるギフトです。お米のマイスターが選び抜いたもの、高級ブランド米、食事に合わせてブレンドされたお米など、普段はなかなか味わえないおいしいお米が楽しめます。高級感のあるパッケージのギフトもあるため、目上の方への贈り物としてもぴったりです。

お米+付け合わせのセット

一人暮らしの方やご夫婦での二人暮らしの方にとっては、3~5kgもある体重米は多く感じてしまうかもしれません。しかし、相手が食べきれそうな少量のお米だけでは申し訳ない……という場合は、お米と「ご飯のおとも」をセットにしたギフトにするという方法があります。お米と、出汁、佃煮、明太子、梅干しなど、数多あるご飯のおともからおすすめしたい品を選び、お米とセットにしてお贈りするのもよいでしょう。

カタログギフト

お米に特化したカタログギフトも存在します。お米のブランドはもちろん、ご飯のおともが選べるカタログもあるので、贈る相手の方に選んでほしいときには、カタログギフトをお贈りするというのも1つの手です。また、カタログには商品だけではなく、お米のブランドごとのおいしい食べ方やもっとおいしくなるご飯の炊き方、お米の上手な保存方法といったお米の情報もたっぷりと掲載されています。おいしいお米を選ぶだけではなく、おいしく食べていただくところまで心配りのできるギフトです。

出産内祝いにピッタリなお米の選び方

主食として何気なく食べているお米ですが、贈り物にする際には、普段と違うお米を味わっていただきたいとお考えの方も多いのではないでしょうか。日本でご飯用に作られているお米だけでも300種類もあります。ひとくちにお米といっても、香り・粘り・甘さ・硬さなどは品種ごとに異なり、それぞれ触感が変わり、強い個性を持っています。ここでは、出産祝いにぴったりなお米の選び方を解説します。

「精米日」をチェック

お米は日持ちしますが、野菜や果物と同じ生鮮食品である以上、鮮度によっておいしさが変わります。お米のパッケージには、「精米日」が記載されているので、鮮度の目安になります。お米の収穫時期は、地域によって異なりますが、九州地方では7月頃、北陸から近畿では8月頃、関東から北海道では9月頃です。精米日が新しいほど新鮮でおいしいので、ギフトには精米日が新しい「新米」を選ぶと喜ばれます。もし精米したてのお米が手に入らない場合は、真空パックで鮮度を保ったお米を選ぶとよいでしょう。

「食味ランク」をチェック

お米の食味は「ランキング試験」によって等級付けされており、複数産地のコシヒカリのブレンド米を基準に等級分けされています。食味ランクは、日本穀物検定協会の公式ホームページから確認できます。評価項目は、「外観」「香り」「味」「粘り」「硬さ」「総合評価」の6つ。基準よりも高い評価を受けた品種が「特A」に選ばれます。

流通しているお米すべてが評価されているわけではなく、あくまで産地・品種別に等級分けされています。普段なかなか手に取らない「特A」のお米は、内祝いギフトにぴったりです。「特A」の中でも、お肉料理に合う濃厚でもっちりしたお米もあれば、炊き込みご飯やチャーハンにしたくなるような歯ごたえのあるお米もあります。お贈りする相手におすすめしたい品種を選ぶのもよいでしょう。

「銘柄」をチェック

ギフトとして贈るのであれば、普段なかなか口にできないような、特別感のあるお米がよいです。例えば、食味ランク最高位の「特A」をキープしている魚沼産コシヒカリは、全国的に名の知れたブランド米。高級米は自費で購入する機会が少ないため、内祝いで贈ると喜ばれます。また、減農薬の「特別栽培米」、有機JAS規格をクリアした「有機栽培米」など、安全性に配慮してつくられたお米もギフトとして人気があります。

お米を贈る際に気を付けたいこと

お米ギフトは内祝いに適していますが、お米ならではの注意点があります。以下では、気を付けたいポイントをまとめましたので、お米ギフトを贈る際の参考にしてください。

手渡しでお米ギフトを贈らない

お米はほかのギフトと比べて重いので、どこかでお会いして手渡しでお贈りすると相手に負担をかけてしまいます。お米ギフトを贈る際には、相手の家に直接出向くか、配送を選びましょう。お米ギフトを郵便や宅急便で送る場合は、相手が自宅にいて荷物を受け取れる日時を聞いておき、その日時に合わせてギフトが届くように手配するとよいでしょう。

目上の方には高級米・ブランド米を選ぶ

目上の方へお米を贈ることは「食べていけていない」という意味にもとらえられ、失礼に当たる」と考える方もいらっしゃいます。そのような、考えをされる方はいらっしゃいますが、お米を贈ってはならないというルールはありません。どうしても気になるようであれば、いつでも購入できるようなお米ではなく、ワンランク上の高級米・ブランド米を選ぶか、お米のカタログギフトをお贈りすることで、目上の方も喜んでくださる内祝いになります。

赤ちゃんの写真入りはごく親しい家族だけ

内祝いのお米ギフトには赤ちゃんの写真をパッケージにできるサービスもあります。しかし、赤ちゃんの写真を使ったギフトは、孫やひ孫の顔を見たいと思っている両親・祖父母など、ごく親しい家族だけに贈るようにしましょう。

内祝いを贈る方の中には、一人暮らしの方、なかなか子どもを授からない方、早くに子どもを亡くした方もいらっしゃる可能性があります。そういった方々は、赤ちゃんの写真を見ると、嬉しいと思う反面、複雑な気持ちになるかもしれません。お互いに気持ちよくやり取りするためにも、内情を知らない友人や職場の方にお米をお贈りする場合には、赤ちゃんの写真を使わないパッケージにして、メッセージカードや手紙でお礼を記しましょう。

玄米や雑穀米は食べられない方もいる

生まれたばかりの赤ちゃんの手 玄米や雑穀米は、たんぱく質・食物繊維・ミネラル・ビタミン類が多く、栄養バランスのよいお米です。しかし、食物繊維が多いため消化しにくく、胃腸が弱い方は消化不良を起こしやすくなるというデメリットも持っています。子どもや年配の方がいきなり雑穀米を食べると、消化不良を起こす可能性があるため、白米に混ぜたりおかゆにしたりして徐々に慣らしながら食べる必要があります。

また、玄米や雑穀米をおいしいと感じるかどうかは相手次第でもあります。白米よりも味の好き嫌いが現れやすく、体質に合うかどうかも考えなくてはならないお米といえます。そのため、相手が玄米・雑穀米を食べ慣れているとはっきりわからない場合は、玄米・雑穀米よりも白米のほうが無難です。

内祝いは感謝を伝える手段

赤ちゃんを迎えて忙しい日々を過ごしている中で、出産内祝いの贈り物に迷ったときは、お米ギフトという選択肢もあります。食味ランクや産地など選ぶ基準がわかりやすく、ほとんどの家庭で消費に困らず、日持ちもします。ママの体調がまだ回復されていない時期ですので、パパが内祝いのプレゼントを見計らうこともあるでしょう。基準が明確な「お米」なら、とても選びやすいはずです。ギフトでいただくからこそ嬉しい高級米・ブランド米もあります。

出産を祝ってくれた気持ちに何とか応えたいと思っていても、出産後1ヶ月はまとまった睡眠時間が取れず、体もまだ回復していない大変なタイミングです。内祝いを「お米にする!」と決めておくだけでも、ずいぶん楽になります。

内祝いは、あくまでも祝っていただいた方々へ感謝を伝える手段です。出産祝いをくださった方も、負担をかけてまで内祝いを贈ってもらうことは本意ではないでしょう。「出産を祝っていただいたことへの感謝をお伝えしたい!」と考えている場合には、ぜひお米ギフトも選択肢の1つにくわえてみてください。

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