紀州塗 盃 紅白ペア 蒔絵千羽鶴
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和歌山県海南市の北西部「黒江地区」を中心に生産されている紀州塗は、会津塗(福島県)、山中塗・輪島塗(石川県)などと共に漆器の全国三大産地の一つとして知られています。江戸時代には1200軒以上の漆器関係者が黒江周辺に住んでいました。今でも黒江地区には多くの人が漆器に関わる仕事につき、ものづくりの精神と技術が継承されています。その歴史や功績が認められ、紀州漆器は1978年に国から伝統的工芸品に指定されました。 紀州漆器で培ったノウハウで、透明感のあるガラスに塗りと蒔絵を施した紅白の盃。伝統の技を活かしつつ、現代のライフスタイルに合うように考案されました。紅白のおめでたい〝ぬり色〟に、下絵が乾く前に金や銀、その他の色粉を蒔き分けて装飾する、漆器ならではの現代蒔絵という技法で千羽鶴を描きました。通常、ガラスとぬりものは相性が悪く、長い間敬遠されてきましたが、特殊な下処理を施すことにより、独特な和のぬりものの風合いをガラスに表現することができました。
●商品:盃(約口径5.6×高さ6.5cm・70ml)×2、桐箱入 ●材質:ソーダガラス(ウレタン塗装/紀州塗) ●日本製 ●箱:約14.4×8×8.3cm ●約0.3kg
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