初めて迎えるお盆のことを新盆、初盆といって特に丁寧に供養を営みます。 このときには粗供養品・粗菓を用意してお持ち帰りいただきます。 また不意にお参りにこられる方のためにも「粗供養品(手土産)」を用意したほうが良いでしょう。 郵送などで「御供」を頂いた方などには、後日「初盆志」の品をお送りします。
親族や親しい方をお招きしてお経を上げてもらい供養をします。お経がすんだら料理でおもてなしをします。僧侶にはお礼として「御布施(おふせ)」を包んで渡します。 この時、「御車料(おくるまりょう)」、食事を一緒にされない場合には「御膳料(おぜんりょう)」も忘れず渡しましょう。初盆の場合1~3万円が御布施の相場。地域やお寺によって違うので、詳しい方に相談すると良いでしょう。
「無事初盆を済ませました」ということで、送り盆が終わってから「初盆志」としてお返しします。お返しの額は頂いた額の半額程度が相場です。
家に御供えを持参していただいた方にはその場で500円~1000円程度のものを「志」「粗供養」として持って帰っていただくと、なお丁寧です。
●十三日 お盆入り 精霊棚のお飾りをすませお墓参りにでかけます。
迎え火を炊き、盆提灯に明かりを灯し先祖の精霊を迎えます。
●十六日 お盆明け 送り盆。先祖の霊が帰る日、送り火を燃やして精霊を送り出します。
※地域によって異なる場合がございますが、一般に
お盆の月の一日もしくは七日頃から飾り始め、十三日迎え盆に明かりを灯します。
お供物ありがとうございました
故人の初盆に際しましては
過分なるお心づかいを
いただきまして厚く御礼申し上げます。
つきましては心ばかりの品をお届けいたしましたので
どうぞお納めくださいませ。
※メッセージカード(初盆志)
カードサイズ:約10センチ×14.8センチ(ハガキサイズ)
全て薄墨での印刷となります。初盆のお返しの品には「初盆志」をご選択ください。