ご先祖様をお迎えする心やすらぐやさしい灯火「岐阜の八女の盆提灯」を今年も多数ご用意いたしました。
亡くなられてから初めて迎えるお盆を「初盆」といい、普通のお盆よりもお飾りやお供えを盛大にします。
提灯はご先祖様の精霊送迎の意味だけでなく、精霊に安らかに成仏してほしいという祈りと、生前のご恩に対する感謝の気持ちが込められています。
ご先祖様を想う気持ちを託し初盆を迎える家では、親戚や故人と親しかった方々から贈られた提灯や、お供え物を仏間に飾ります。
盆提灯は誰が贈るのですか?--よく親戚が提灯を贈ると言われていますが、最近では喪家がご用意する事が多くなっています。 生前のご恩に感謝する意味で親しい友人やお世話になった方へ贈っても差し支えないようです。
盆提灯はなんの為に飾るのですか?--盆提灯はお盆にご先祖や故人の霊が迷わず帰ってくる目印として飾ります。 盆提灯には迎え火と送り火の役割があり、お世話になった故人の冥福を祈り、感謝の気持ちを表すものです。
初盆の家には白い提灯で家紋入りでないとダメと聞いたのですが本当ですか?-- 昔は一年目に白い提灯で二年目以降は柄物に家紋を入れて飾られていましたが、今では一年目に柄物の家紋入りを購入して永く大切に毎年飾られる傾向もあるようです。
盆提灯は宗派によって飾る・飾らないがあるのでしょうか?-- 盆提灯はあくまで先祖の霊が帰ってくるための目印なので、宗派によって飾る・飾らないはございません。
盆提灯は一対で飾らないといけないですか?一個だけではダメなのですか?-- 寺院の内陣や仏壇などは左右対称となっており、飾ってある仏具も一対で置くことが基本です。 盆提灯も通常同じ柄を二個セットで飾るのが基本となります。
十三日 お盆入り 精霊棚のお飾りをすませお墓参りにでかけます。迎え火を炊き、盆提灯に明かりを灯し先祖の精霊を迎えます。
十六日 お盆明け 送り盆。先祖の霊が帰る日、送り火を燃やして精霊を送り出します。
※地域によって異なる場合がございますが、一般にお盆の月の一日もしくは七日頃から飾り始め、十三日迎え盆に明かりを灯します。